江戸しぐさ

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江戸しぐさ

和香菜のスタッフブログ

2021/08/17 江戸しぐさ

皆さん、こんにちは。

お元気ですか?

着付け師の、泉です。

皆さんは「江戸しぐさと」いう言葉を耳にされたことはありますか?

これは、史実があるわけではありませんが、江戸の人々の暮らしの中に

ごく普通に使われていた言葉や仕草のことのようです。

ただ、江戸時代のことなのかどうかはハッキリわかりません。

でも、現代のわたしたちの日常の中でよく目にする光景や、

なるほどと思えることや、気を付けなければいけないなと思うことがたくさんありました。

今日はそれらの中のひとつ『こぶし腰浮かせ』

という言葉をご紹介したいと思います。

皆さんこの言葉を聞いて、どんな光景を想い浮かべますでしょうか?

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これは、渡し舟の中で、後から乗ってきた人が座れるように

こぶし一個分腰を浮かせて席を詰める。

狭い舟の中でもお互いにゆずり合うのが当たり前という

気働きのことを言うのだそうです。

拳で相手の顎(chin)を打って腰を浮かせておいて、

その場所に自分が座ると言う意味では、決してありません。^_^

 

現代でしたら、混み合ってきた電車の中で見かけますね。

先に座っている人たちは、自身の横に少し隙間を空けて座っています。

(その隙間よく見ると、ほんとにこぶし 一個分くらいなのです)


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人掛けのシートに、5人か6人が座って座席が埋まってしまっています。

後から乗車してきた人は、当然立ったままの状態ですが、

スマホに夢中の座っている人たちはその事に気がつきません。

誰か一人が気がついて、隙間を詰めます。
その気配に気がついた人がまた詰めます。

そうやって、人一人が座れるだけのスペースができます。

座れたのがたとえ一人だけだったとしても、優しい気持ちが集まってできた座席。

見ていて気持ちの良い光景です。

病気のウィルスの感染は困り物ですが、優しさの感染、

伝染は超スピードで広まって欲しいですね。

さて、レンタル着物の店のブログなのに着物とは

まったく関係のないことを書いてしまいましたが、

着物に関する「しぐさ」と「こぶし」という言葉、大切なのですよ。

着物を着た時のしぐさで大切なのは、「動作を小さく」です。

歩く時の歩幅は狭く、腕は肘を曲げて水平に上げた位置から上にはあげない。

(万歳で思いっきり腕を上に挙げてはいけませんよー。着物姿で万歳をする時は、

肘を曲げて手先を緩やかに顔の横に持っていくようにしましょう)

物を取る時は、腕をグィーンと伸ばして取るのではなく、

その物の近くまで移動して、手にとりましょう。

その時には、手にとる方の袂(たもと)を空いている方の手で軽くもちあげましょう。

気軽に来ていただけるレンタルお着物ですが、

ちょっとした仕草で着物姿の魅力がより引きたちます。

和香菜でお着物を着て頂く皆様、着物美人になるお手伝いさせていただきますよー。

「こぶし」については、また次の機会がありましたら書かせていただきます。

 

 

 

 

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